SS~いじめ・パワハラについて考察するブログ

いじめやパワハラについて考えていきたいと思います!

いじめと権力志向

「いじめは普遍的なもの」、誰もあえて口に出さないが、そういう見方も薄々漂っているよね、社会には。でもこの見方もある意味しょうがないところはある。確かに今の時代だけじゃなく、江戸時代にも平安時代にもいじめはあったんだろう。また日本だけじゃなくアメリカでもヨーロッパでも中国でもある。アフリカとか中東とか日本とかなり文化が違うところでもありそうだし。
で、何でそうなるのかと考えて一つ思い付くのが「人間の権力志向」。権力というのは特定の政治権力とか契約とかに裏付けられた上下関係とかじゃなくて、単に「自分は偉いんだ」「強いんだ」「すごいんだ」「かわいいんだ」みたいな感情&希望。でこの感情&希望が低級に現れたものがいじめじゃないかと思ったんだ。
むろん原因はそれ一つじゃない。それは今後のブログでも様々考えて行くことになるんだと思う。でも人間にある「権力志向」という性質、おそらく本性の一つが、いじめの非常に重要な原因の一つとしてあるんじゃないかと思ったの。でなきゃわざわざいじめたりしないよ。面倒くさいし何で人が苦しんだり悲しんだりする姿をわざわざ見たいわけ?権力志向をくすぐるみたいな甘い汁があるからじゃないのかな?苦しむのを見て「自分の方が上なんだ」とか「人気があるんだ」みたいな気持ちがあるんだろう、と思うの。


いずれにしろ、いじめは何だかわからないモワーッとしたものや、また突然襲ってくる自然災害のようなものじゃないような気がする。一つは、権力志向というチンケなもの(だって世界から見たら僕も含めて一人の人間が持ってる権力志向とかチンケなものでしょう笑)のあらわれだと見ることもできる。敵を知り、己を知れば百戦危うからずとかもいうけどいじめにあるこの本質っぽいもの達を見ることは、いろいろな立場で有用だと思うんだ。